3月初旬、鹿児島へ行って参りました。
鹿児島といえば、黒豚などが有名ですが今回は焼鳥でございます。

焼鳥として、国内で4店舗しか食べられない飛来幸鶏(ひらこどり)。
今回はそのうちの1店舗であり天文館近くにある「銀の串」に予約の上、訪問いたしました。
飛来幸鶏とは宮崎県小林市で育成された名古屋コーチン。
純系名古屋コーチンの雛を、小林の大自然で独自の育て方で飼育されている奇跡の鶏と言われています。
プレミアムな夜になりそうな予感を胸にお店へ向かいました。
銀の串
〒892-0842
鹿児島県鹿児島市東千石町2-39 1F
コースのご紹介
招待日和でご提供いただくコースは「飛来幸鶏(ひらこどり)の全部部位コース」(1名様12,000円/税込)。
※コース内容は季節や仕入れによって異なります。

カウンター内にペローニのサーバーが見えました。
そりゃもちろん、一杯目は生ビール ペローニで乾杯しました


のど越し、良好!でございます。
会話とともに飛来幸鶏を楽し魅卵(みらん)ねー。
至極の刺し盛り

画像の上から時計回りに、ささみ・砂肝・レバー・ハツ・あか、そして真ん中クビモト。小鉢はランカン。
ささみは特別な期間の卵を乾燥させ、からすみのように仕立てた「キンカン」を削り、旨味の相乗効果を引き出しています。
あかはモモ肉の中の筋肉の部位、牛肉のような赤身の味わいでした。
お酒も晴れやかに進んでまいります。
ここからは焼き物各部位が続いてまいります。
ぼんじり

手羽元

せんい

砂肝の上にある部位なんだそうです。
どの部位も融点の低い良質な脂で甘味も強く、臭みはまったくなくさっぱりした味わいで美味しかったです。
MIYAGAHAMA Aroma


ここで薩摩焼酎をいただきます。※ドリンクは別料金です
鹿児島来たからには薩摩焼酎はいただきたいでごわす笑
お店の方がお薦めするソーダ割でいただきました。
アールグレイティーを飲んでいるようなハーバルな味わいでした。
ちぢみほうれん草のお浸し

新芽のちぢみほうれん草は甘味が強く、味もほうれん草らしい味が濃く感じられました。
ここからの部位は創作要素のある小皿が続いてまいります。
ホルモン(脾臓)チャンジャ風

皮つきせせり三枚酢

ちょうちん

MOMA

お酒とのマリアージュもかなり楽しんでおります。
この白ワインはコクもあるのですが、まろやかで優雅な後味に特徴が感じられました。
3種盛合せ

左より上モモ、上モモ、すね
鹿児島の三年熟成黒酢たれを使って丁寧に焼き上げられた逸品。
左と真ん中ともに、上モモなのですが、焼き方の違い、左が強火でカリッと真ん中が弱火でじっくりしっとり焼き上げられています。
それぞれの味わいをお楽しみください。
御岳

シングルモルトウイスキー。メイドイン鹿児島。
深呼吸しながら、しばし風土に思いを馳せてみました。
カレーライス
もちろん飛来幸鶏のチキンカレーです。

飛来幸鶏の卵デザート

選べるデザートはチーズケーキにしてみました。
コースは以上です。
これまでの人生で初めての焼鳥のディナーコースでしたが、当然最後まで飽きることはなく、飛来幸鶏を楽しむことが出来ました。
お店は天文館近くでアクセスも良好でございます。
鹿児島県内の方はもちろん、県外より鹿児島へ訪れた方も是非、大切な方達との素敵なディナータイムにご利用くださいませ。
銀の串
〒892-0842
鹿児島県鹿児島市東千石町2-39 1F