きょうど料理亭 杉ノ目 本店 [郷土料理]

2013.6

昭和38年に札幌・すすきのに誕生した きょうど料理亭 杉ノ目
それ以来、多くの地元の方に愛され続けている老舗店です。

本店の建物は大正4年に建てられた札幌軟石づくりの蔵をそのまま利用されているとのこと。
北海道ならではの歴史を感じることができますね。

店内はカウンター席と全部で9室の個室がございます。
※別途個室料がかかります。

個室はアイヌの家屋を再現した内装となっており、風情もたっぷりです。

招待日和のご優待コースは「郷土会席 北海コース」
(通常価格 カウンター席17,820円 個室18,630円)

今回は6月にお伺いした際の写真を紹介いたします。

まずは先付 蛸の柔らか煮、ニシンの甘露煮です。 

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ニシンの身はほろほろと柔らかく、じっくり煮込まれています。
どちらも家庭的でほっこりと優しい味です。

椀物 蟹入りとうもろこしすり流し椀

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とうもろこしのほのかな甘みのあるスープに、なんと蟹のすり身がはいっています。
北海道ならではの組み合わせですね。おいしそう!

毛ガニ  浜ゆで毛ガニ

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こちらは身をほぐしてカニ酢でお召し上がりください。
毛ガニのソフトな食感が口の中に広がる、さっぱりとした一品です。

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お造り  左よりソイ、ボタンエビ、雲丹、鮭のルイベ。
山ワサビをつけていただきます。

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北海道ならではのルイベ!
ルイベとは半解凍のお刺身のことで、北海道の郷土料理としては有名です。

焼物 キンキの塩焼き(根室産)

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皮はパリッと身はふっくら。キンキの脂が口の中いっぱいに広がります。

煮物 ホッキと雲丹の柳川鍋

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ホッキの弾力、雲丹の濃厚な味わいがたまりません。
ゴボウ・しいたけ・ネギの野菜の甘みや食感も一緒にお楽しみください。

酢の物 十勝牛ヒレのみぞれ仕立て

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十勝牛の脂身に、さっぱりとした大根おろしとポン酢がうまくマッチしています。

強肴 じゃがいものバター煮

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ほっこりと炊きあげれた北海道のジャガイモに甘みのあるバターが。
これはおいしくないわけがありません!

またこの器はアイヌ民芸品の木彫りとのこと。
お料理だけでなく、器にも風情が感じられます。

お食事  黒千石豆のおそば

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そばのつなぎとして練りこまれているのは今では手に入らない幻の豆、黒千石豆。
その割合はたった1割程度ですが、もちもちとした弾力には欠かせない存在です。
この幻のそば、是非一度ご賞味ください。

果物  夕張メロン

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北海道といえば、夕張メロン!濃厚な甘みは絶品です。

コースは以上となります。

ルイベや毛蟹といった海の幸や、とうもろこしやじゃがいもなど、北海道ならではの食材が盛りだくさんです。

このように北海道の食材を生かしつつ、日本料理の調理方法でお客様に届ける「きょうど料理」。

風情のある個室で格式張らずにいただけるきょうど料理は、ビジネス、観光、接待と様々なシチュエーションでお楽しみいただけます。

北海道をたっぷりと味わえる「きょうど料理」。
その歴史を感じながら心ゆくまでご堪能ください。

きょうど料理亭 杉ノ目 本店
http://syotaibiyori.com/restaurant/jp_ja/detail/263

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