和流歳彩~多を[日本料理×神戸牛/大阪]

みなさん、こんにちは。

今回、大阪へやってまいりました。
こちらも11月初旬訪問時のレポートでございます。

大阪はいよいよ万博もありますし、ますます勢いが感じられました。

街の至る場所に貼られた万博のポスターを見ながら、今夜の目的地である「和流歳彩~多を」へ向かいました。

お店の場所は本町のド真ん中にあるので、アクセスは大阪メトロの本町駅・堺筋本町駅・心斎橋駅より、それぞれ徒歩7~10分程で辿り着くことができます。

和流歳彩~多を
〒541-0058
大阪府大阪市中央区南久宝寺町3-2-15 SANKYUBASHI GARDENSCAPE 1F
>>公式サイト

今回は心斎橋駅より歩きました。
本町駅からのアクセスは、出口までの階段を上がったり下がったりするので、心斎橋駅から歩く方が個人的には歩きやすいと思いました。

賑わう関西弁や外国語飛び交う商店街から少し反れると、マンションやオフィスなど落ち着きある街並みになります。

そんな中で異彩を放つのは、中庭のある店舗集合施設「三休橋ガーデンスケープ」。

開放感ある魅力的なパティオを通り抜けると、一番奥にございます。

お店は2階建てになっており、2階は掘りごたつの半個室も完備してますが、今回は1階のカウンター席ご案内いただきました。

今回は招待日和の優待コースではなく、「おまかせコース『華』」をご紹介させていただきます。

ドリンクはな・な・なんと飲み放題でした!
ビールの銘柄はSUNTORYのプレミアムビール、マスターズドリーム!
大好きなプレモルが飲み放題だなんて嬉しさ最高潮でございます。

■先付(ご挨拶の逸品)

左より、バイ貝の旨煮
真ん中は、春菊の胡麻豆腐生雲丹のせ
右にございますのは、蛤出汁の煮こごり。

どれも旨味がたっぷりと詰まっていて、ビールにも凄く合っていました。
さまざま旬食材、響宴の幕が開きました!

■季節の彩り前菜

玉手箱状態!!
優雅に少しずつ様々な調理法で、楽しめるってこれはかなり贅沢なものです。
厳選の食材を拘りの調理方法によって、仕上がってました。

アイコトマト、ケールやヤーコンなど、普段あまり口にすることのない食材も多
く、圧巻のラインナップでしたっ!

お味はどれも食材のおいしさを活かしつつ、あっさりとした味わいでとても美味
しかったです。

料理に合わせるお酒もこれは当然、ついつい進んでしまいます。次はフリードリンクメニューより日本酒をお願いしました。

■椀物(旬と出汁へのこだわり) 

百合根の上に足赤海老、足赤海老の上に秋蕪を乗せています。
手前にあるお月様に見立てているのは、蕪葉と海老の真丈です。

そして椛に見立てているのは紅胡桃大根
いちばん下は加賀野菜の金時草、いちばん上に乗っているお花はツルムラサキで
ございます。

まるで一つのアート作品です!
お椀の中に季節感が完成されていて、感性も研ぎ澄まされるほど美味しかったです。

■向付(旬魚盛合せ)

上にございますは山口県産の天然とらふぐ
左は新潟県産の天然本マグロ・大トロ
真ん中は長崎県産のヒラマサ
右は同じく長崎県産のヤマトカマスです。

どれもピチピチッと鮮度抜群で歯ごたえよく、美味しかったです。

付け合わせの柚子胡椒おろしは初めてでしたが、多少ピリッとはしますが、とて
も口当たりはなめらか、マイルドで味わいで楽しめました。

■蓋物(本日の逸品)

宮城県産の大粒牡蠣のはす蒸しでございます。
蓮を蓮根のすりおろしたものと卵白を合わせて牡蠣を包んで蒸し上げました。
上にかかっているのは、旬の本ズワイカニとキノコの餡でございます。

蓮に包まれて蒸し上げられた大粒な牡蠣には旨味がこれでもかってくらい凝縮さ
れていました。
そして更に、贅沢に本ズワイカニとキノコの豊潤な餡がかかって、極まる美味し
さここにありを実感いたしました。

■お凌ぎ(お口直しの箸休め)

和歌山県の天然クエの握りでした。
左はお醤油をつけて軽く炙っています。
右はお塩とカラスミをかけています。
山葵はお好みでどうぞ。

クエも歯ごたえ抜群でまるでお肉のような、美味しさもありました。

和歌山や山口、長崎など主に西日本の食材を多く味わえて、とても楽しいです。

■主菜(季節の焼き物)

リブロースのステーキです!
付け合わせのお野菜は白いのはマコモダケ、緑は甘長ししとう、そしてマイクロ
トマトが添えられていました。

リブロースステーキは弾力あるジューシーな柔らかい赤身でとてもとても美味し
かったです!

マイクロトマトは初めてでしたが、とても小さいにも関わらず、旨味が凝縮され
ていて、その存在感ったら半端なかったです。

美味しい赤身肉に合わせるのは、もちろん赤ワイン。

■御食事(旬の土鍋炊き込み御飯・汁物・香の物)

むかごと但馬鶏の炊き込み御飯、お味噌は赤出汁でした。

但馬鶏はセセリとそぼろとモモを使っていました。風味豊かはむかごと合わせて
とても素敵に炊き上がっていました。

デザート

国産大豆のきなこと奄美大島の島砂糖を使った特製きなこテリーヌ。
上にかかっているのは、ほうじ茶で煮込んだブルーベリーと小豆、そして季節の
フルーツはザクロとシャインマスカットが添えられています。

和と洋それぞれの良いところが味えて、イノベーティブ感もありつつ、センス光
るスイーツで〆でございます。

コースは以上でございます。

大阪のド真ん中にあるにも関わらず、正しく大人の隠れ家的空間で大切な方との御食事をお過ごしいただけます。

ご案内いただいたカウンター席の窓からは和モダンな庭園を眺めながら、御食事そしてお酒を楽しむことができました。

そして何より、普段あまりお目にかかることのない食材との一期一会。
さまざまな出会いを口にできる、新鮮な感動がそこにありました。

またお伺いできる夜を楽しみにしています。
ごちそうさまでした!!

和流歳彩~多を
〒541-0058
大阪府大阪市中央区南久宝寺町3-2-15 SANKYUBASHI GARDENSCAPE 1F
>>公式サイト

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