高知 はりまや橋
高知で有名なはりまや橋から徒歩3分の日本料理 得月楼です。
1983年に公開された映画「陽暉楼」の舞台になったのが、この得月楼。
多くの文人墨客が訪れたこのお店は、歴史を感じさせる老舗料亭です。
招待日和ご優待コースは「土佐本会席料理」(通常価格 10,000円/税別)
※別途、サービス料が20%かかります。
まずは、珍味の酒盗と前菜です。
カツオの本場らしく酒盗はうれしい珍味です。前菜は、椎茸の菊寿司や
銀杏の翡翠揚げなどお酒の進むものでした。
次に、吸い物の土瓶蒸しです。
松茸、鱧、海老など豪華な具から、しっかりとしたお出しが出ており、
秋を感じさせる一品でした。
ここで先付のドロメが登場です。
獲れたてしか味わえない珍味です。高知ならではの一品でした。
次に、向付
戻りガツオ、鯛、勘八のお造りです。
焚合わせは、フォアグラの茶碗蒸し
ダシの利いたお味に、フォアグラがアクセントをつけてくれます。
焼物は、柿釜盛り
中には、海老、柿、銀杏などが入っていて、柿の甘味がお料理をさらに
引き立ててくれます。さらに高知ならではの四方竹が添えられおり、
一層高知を感じさせてくれました。
揚物は、海老と栗とトコブシです。
このトコブシの揚げ物にはびっくりしました。芯の歯ごたえは十分残し、
外側だけをカラッと揚げてあります。初めての食感に驚きました。
酢物は、本場高知と言えば鰹のたたきです。
本日はにんにくを添えて、ポン酢でいただきました。
そして、松茸ご飯とみそ汁。
最後の締めは、梨と巨峰のフルーツで締めました。
お腹も心も満足した一日でした。
得月楼と言えば、1月中旬から3月初めにかけての「盆梅」が大変有名です。
この時期は大変混み合いますので、予約が取りにくいと思いますが、
一度は訪れてみたいと思いました。