10月に入り、ようやく秋の訪れを感じさせてくれる気候になってきました。
今回は京都にやってまいりました。
中国の大型連休の期間でもあり、京都駅はインバウンドの方もかなり多く、いらっしゃってとても賑わってました。
京都駅から地下鉄で2駅、四条駅で下車。
雨が降る京の街、傘を片手に四条通を西へ、そして西洞院通を北上して歩くこと9分。
通り沿いに分かりやすく、看板もありました。
町家の路地をつきあたりまで進むと、目的地に到着でございます。
今回は西院から烏丸へ移転オープン、人気も高い「和食とフライ みくり桑」をディナー予約しました。
こだわりのとんかつや、四季折々の食材を使ったフライ料理をメインとした創作和食をお楽しみいただけます。
料理に合わせるお酒もハイクオリティのワインやアルコール各種取り揃えております。
フライ割烹 みくり桑
〒604-8302 京都市中京区西洞院通六角下ル池須町419-6 路地奥
>>公式HP
コースのご紹介
招待日和で提供いただくコースより、今回は「フライ料理計10品」(1名 10,000円/税込)となります。
※お席の指定はできません。
※ご予約時間から15分以上遅れる場合は事前にご連絡ください。
※季節や仕入れ状況によりコース内容が変更になる場合があります。
※2階席のみお子様ご同伴のご予約がある場合は、2階席のみ禁煙となります。
店舗入口で靴を脱ぎ、店内へ進むと和モダンな大人の隠れ家的空間が広がっています。リラックスしてお食事とお酒を楽しめそうです。
1階のカウンター席をご案内いただきました。
一杯目は京都謹製マスターズドリーム!
京都でビールと言えば、まず思い浮かぶのはSUNTORYでございます。
筆者の地元は関西なので、帰省時には何度も(笑)、SUNTORY京都天然水のビール工場見学(試飲タイムでの一杯が最高!)に足を運ぶくらい、プレモル好きなので嬉しかったです。
マスターズドリームはプレモルの中でもプレミアムなビールでございます。
季節の八寸
左から、鰻の肝・自家製ポテサラコロッケ・揚げ銀杏・薩摩芋の梅酒煮・帆立のしぐれ煮・自家製XO醤・鮭の白子ポン酢
おいしいものを少しずつ、どれもはんなりした味わいで、お酒とも良く合っていました。
次はお造りだと聞き、2杯目は静岡の地酒「磯自慢 純米吟醸」にしました。静岡県焼津市で醸されてます。
とろりとした甘味の中にシャープな切れ味も感じられ、美味しかったです。
大間のマグロ/自家製の半熟イクラ/胡瓜/沢庵/卵黄
愛らしいぐい呑みグラスに、上には大間のマグロと自家製半熟イクラと卵黄が。
下には胡瓜と沢庵があり、混ぜていたただくと、とろたく風なサラダ感覚とでも言いましょうか、食感も楽しめて美味しくいただけました。
海老パン
海老のすり身を後述するこだわりのパンに塗って揚げたものです。
そんじゃそこらでは味わえないフライ料理ですが、準備はどう?と促された感覚
です。勿論、心の中では両手を広げての大きな丸ポーズ!
こだわりの油について、ご紹介もありましたが、詳しくは後程。。
フィンガーでつまめて楽しい!
サクッとライトに美味しいおつまみでした。
このわた茶碗蒸し
茶碗蒸しと磯の香りがするこのわた(なまこの腸)が口の中で絶妙に溶け合って、
素敵なハーモニーを奏でております。
ついつい、お酒が欲しくなってしまう(笑)
次はフライ料理だと聞き、白ワインにしました。
極レアアジフライ
舞鶴で揚がったアジを鮮度そのままに仕入れてます。
ここでフライにするときの、こだわりポイントを3点お伝えします。
- 粉素材
100%自社生産している「中屋」のパン粉を利用。サクサクとした歯ごたえと適度な油切れが特徴。
茶色ではない、白い衣に注目でございます。 - 4種の脂を独自ブレンド配合
米・ラード・とうもろこし・ごま油の4種。
油切れが良く、カラッと揚がり、酸化も他の油に比べて遅く、健康にも良いものにし、何よりも素材の味を最大限活かすものにしています。 - 低温調理
正しく職人技ですが、油だけで低温調理を行っており、レア感は残しつつも、決して生ではなくきちんと火の通っている絶妙なタイミングを見て、お客様に提供しています。
上記、アジフライを口にするとレアな感じはありつつ、火も確かに通っていて絶妙且つ繊細な美味しさが五臓六腑に染み渡りました!
これぞ、スペシャリテでございます!!
鮑のだまし煮
調理法はまず、水・塩・酒を使い、鍋のなかを海に近しい環境にします。初めは
弱火からスタート、徐々に温度を上げてくと、鮑が気持ち良さそうに踊り出すん
だそうです。
店主・桑原さんがそう教えてくださりました。
仰る通り、ストレスもなく煮られた鮑は身も柔らかく、とってもジューシー。
香箱蟹
むいて、詰めて、外子で覆って出来上がり!
北海道産 香箱蟹!
シンプルに美味しいです。
鰯のつみれ
京都ならではのほっこり・はんなりした味わいのつみれ汁、繊細なお味でとても沁みました。
京丹波ポークのヘレカツ
自家製ウスターソースか自家製山椒塩、お好みでどうぞ。
京丹波ポークのヒレを低温調理で仕上げます。
ステーキのようなレア感がたまらない、口にするとこれまたとろけるような軽い食べ心地でございます。
甘く柔らかい味わいで店主・桑原さんの成せる技をここに堪能いたしました!
メインディッシュに合わせる〆の一杯は原点回帰、生ビールにしました。
ちりめん山椒チャーハン
ごはん物、これまた京都ならではなのですが、ちりめん山椒と九条ねぎをごはんでパラパラッと炒めます。
隠し味の柚子胡椒が良いアクセントになってました。
大満足のコースは以上でございます。
烏丸の路地にある隠れ家的お店で、他では味わえないこだわりのフライ料理と、四季折々の創作和食を、お料理に合うお酒とともに、リラックスできる寛ぎの空間でお楽しみください。
またリピート利用したいです。ごちそうさまでした!
みくり桑は、京都の伝統を感じさせる和の空間で、旬の食材を活かした本格的なフライ割烹を楽しめる日本料理店です。
丁寧に選び抜かれた食材と、職人技が光る料理は、目にも舌にも喜びを与えてくれます。
季節ごとのメニューで、特別な日を彩るひとときをお過ごしいただけます。
京都の魅力を存分に味わえる隠れ家的な一軒。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
フライ割烹 みくり桑
〒604-8302 京都市中京区西洞院通六角下ル池須町419-6 路地奥
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